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陸上自衛隊の高機動車が海外に流出した問題で、HTBは自衛隊が払い下げた車両が、実際どのように処理されていくのか追跡しました。そこから見えてきたのはルール無視の実態と「管理体制の甘さ」でした。 陸上自衛隊の高機動車、愛称は「疾風」。人員輸送など幅広く運用され、悪路でも優れた走行性能を発揮します。この高機動車をロシアがウクライナとの戦争で使っているのではないかとSNSで広がりました。古くなった高機動車は解体業者に売り払われ、海外で転売されないよう鉄くずにされます。それがなぜ海外に流出したのか?国会が紛糾しました。 ■猪瀬直樹参議院議員(去年6月)「外見、写真見ると自衛隊の高機動車にしか見えないんですね。防衛大臣、これは自衛隊の高機動車ですね?」 ■浜田靖一防衛大臣(当時)「外観上の類似性は認められるものの、画像だけでは自衛隊で売り払いした車両と同一か否か判断することは困難。どのように処分されたのか現在調査を行っている」 その後、防衛省は高機動車を含む16台が海外に流出したと公表しました。しかし転売した業者や転売ルートは特定できなかったとして全容解明は果たされませんでした。 去年8月、自衛隊旭川駐屯地で22台の高機動車が売り払われました。私たちはこの車両が実際、どのようにして解体されていくのか追跡することにしました。落札したのは、十勝の芽室町にある解体業者。22台の高機動車などおよそ500万円で落札しました。 去年9月、芽室の業者を訪ねました。海外に高機動車が流出していることについて聞いてみると・・・。 ■芽室の業者(去年9月)「僕らも遺憾ですよね。真面目にやった業者の利益が少なくて、悪いことしてやってる方が利益がどんどん膨らんでちょっとやっぱり面白くないですよね」 敷地内には高機動車11台が並んでいるのが確認できました。取材を進めると残り11台は、旭川駐屯地からまっすぐ苫小牧市郊外にある別の解体業者の敷地に運ばれていたことがわかりました。去年9月5日、私たちが入手した防犯カメラの映像には大型トレーラーに積み上げられ、高機動車が次々と運び込まれている様子が映っています。苫小牧の業者に取材すると「芽室の業者から高機動車のエンジンパーツをもらうためだった」と話します。しかし11月になっても11台は解体されることなく放置されていました。 自衛隊から高機動車が引き渡されると、解体業者は再び組み立てられないよう3カ月以内に細かく分解して切断し、鉄くずにしなければなりません。解体後に鉄くずとなった写真を添付して自衛隊に書類を提出します。一方、海外に流出した高機動車は、解体業者が簡易的に解体し港からコンテナに入れて輸出、海外で再び組み立てられていることがわかってきました。 旭川駐屯地で払い下げられた高機動車の解体期限は12月5日。3カ月の期限を過ぎた12月8日に苫小牧の高機動車が運び出される様子が防犯カメラに映っていました。搬送先は芽室の解体業者でした。なぜ半分の車両を別の場所に3カ月以上放置したのか不可解な動きでした。 その5日後。苫小牧と芽室の解体業者に自衛隊と道が立ち入り調査を行いました。自衛隊は芽室の業者に解体期限の超過と一部、解体に不十分な状況などがあったとして改善要求と2度の指導を行いました。また道は芽室の業者に自動車リサイクル法に基づく申請に不備があったと口頭で指導しました。 しかし私たちの取材でさらなる疑惑が浮かんできました。22台のうち11台は12月8日まで苫小牧にあったにもかかわらず、芽室の業者は、自衛隊に「高機動車を引き渡しから3カ月以内に22台全てを解体した」とする証明書類を12月4日に提出していたことがわかったのです。自衛隊はこの書類について「業者から虚偽の書類ではないと説明を受けている」とコメントしています。それでは証明書類に張り付けられた解体後の写真は、どのような写真だったのでしょうか。芽室の業者は以前「他社の話だ」という前提で、私たちの取材にこのように話をしていました。 ■記者「海外に流出した車両については、(解体した)写真は提出していないのか?」 ■芽室の業者「1台の車で(写真を)100回撮れば、100通りできる」「写真だから角度変えれば、そして日にち変えれば、風景変われば、雨の日もあればなんぼでもできるんです。1台で100、200台を使い回しですよ」 自衛隊は虚偽の書類を受けとっている可能性はないのか。木原防衛大臣は… ■木原防衛大臣(2月16日)「当該事業者への立ち入り調査を行うなど、契約の履行に関して必要な調査、確認作業を進めているものと聞いております。このため具体的な事実関係については現時点ではお答えは差し控えますけれども、確認した事実関係を踏まえて契約および法令に基づき、厳正に対処してまいります」 今月、改めて芽室にある業者を訪ねると「今月末に自衛隊と話し合いをします。それまでは何も話しません」というコメントが寄せられました。 今回、私たちが追跡した22台は最終的にすべて解体されたことが確認されました。しかし解体にいたる経緯や管理体制について安全保障に詳しい専門家は・・・ ■東京大学先端科学技術研究センター小泉悠准教授「今回は高機動車で済んでいますが、これがもっと殺傷性のある武器または機密技術を含むような装備品であるとか、そういうものまでどこに行ったかわからないという話になると、これはやはり安全保障上の大問題ということになる」「ちゃんと追跡してないから、今回のようなことが起こってしまう」「いい加減な業者もきっとあるでしょうし、実際今回そういういい加減な例であったのは一つですね」 防衛省は海外に高機動車が流出した事態を受けて、再発防止のためのルールを新たに設けました。 ▼車両の解体は原則自衛隊の敷地内で行う ▼自衛隊員が立ち会い適切に解体が行われているか確認する。 HTBはこの問題について今後も取材を継続していきます。 ▼HTB北海道ニュース 公式サイト https://www.htb.co.jp/news/ ▼情報・映像提供はこちらから「イチオシ!!動画ポスト」 https://www.htb.co.jp/news/info.html ▼HTB北海道ニュースのSNS Twitter https://twitter.com/HTB_news Facebook https://www.facebook.com/htbnews/ TikTok https://www.tiktok.com/@htb_hokkaidonews #自衛隊 #旭川駐屯地 #高機動車 #海外流出 #解体 #防衛大臣 #小泉悠 #HTB北海道ニュース #北海道 #ニュース
ルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とはルール無視に管理体制の甘さも 自衛隊から払い下げられた高機動車を追跡して見えてきた実態とは
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